2017年6月3日(土)、4日(日)の2日間「アーバンドック ららぽーと豊洲」にて、多くのマリンイベントを一度に体験できるマリンカーニバルが今年も開催された。
最新のレジャーボートや水上オートバイが展示され、特設プールではカヌーやゴムボートに実際に乗れるなど、普段都会では触れる事の出来ないマリンレジャーに会場を行き交う人々は興味津々の様子だった。

天候にめぐまれた晴天の中、2日間とも多くのお客様がご来場された。
参加型のワークショップやボート免許学科スピード講習会、フラ・タヒチアンダンスショーなどが開催され、多くのイベントがお子様から大人までが参加でき大盛況であった。
まさにこの夏、ボート遊びデビューをお考えの方にピッタリのイベントとなった。

日本マリン事業協会 柳会長の挨拶で2日間のマリンカーニバルが開幕。
会場である「アーバンドックららぽーと豊洲」は銀座から電車で5分の好立地。
海に面した絶好のロケーションで、人気セレクトショップや約180店舗のショップ、レストランが集まる人気のショッピングセンターである。
土日という事もあり、当日は多くの親子連れが来場された。
シーサイドデッキには最新のボートや水上オートバイが展示され、お子様をはじめボートや水上オートバイなどマリンレジャーに興味をお持ちの方々で賑わった。
ミス日本「海の日」や釣りガール・石崎理絵(みちえ)さんなど、華やかなゲストと共に様々なイベントが開催された。

シーサイドデッキでは、展示されているボートや水上バイクに乗って遊ぶお子様を記念撮影する家族連れ、購入を意識して値段を確認される方が多くいらっしゃった。
普段なかなか見ることのできないボートに、皆様興味津々のご様子だった。

体験型ワークショップでは「作って・遊んで・学ぼう」と題して多くの参加・体験イベントが行われた。

「ボートのオモシロ科学教室」では、自作の船を制作して競争するコーナーが設けられた。
お子様達は「なぜ船は浮くのか」、「どのような形の船が早く進むのか」などの理論を学びながら、楽しく工作をしていた。
また船が浮く理論の説明では、ご両親から「知らなかったなぁ~」と感嘆の声が上がる場面も見受けられた。

他にも自分だけの海のポスターづくり、塗り絵缶バッジ制作、魚釣りゲームなどのキッズイベントが開催され、お子様連れのご家族が数多く参加された。
また投げ釣りの要領で楽しむ、的当てゲーム「釣り祭り」は人気の釣りガール・石崎理絵がコツを指南。
子供から大人まで真剣に聞き入っていた。

今年、新たなイベントとして4日(日)のみ、フラ・タヒチアンダンス プレミアムショーが開催された。
魅力的なダンスに多くのお客様が釘付けになり、また最後には多くのお子様がステージにあがり一緒におどるなど会場を沸かせていた。

特設プールはスタンドアップパドルボードを用いた水上エクササイズや、カヌーやゴムボートに乗ってのパドリング体験などが人気で、長蛇の列ができるほどであった。
トリックアートで写真を撮れるコーナーや、実際にカヌーや魚群探知機に触れる展示物もお子様に大人気で有った。
また、「世界で活躍する日本の船外機」と題して船外機の展示も行われた。

メインステージエリアでは「チーム美らサンゴ」によるサンゴの展示とクイズが行われていた。
クイズを通じてサンゴの生態紹介、植え付けによる自然環境再生活動の紹介を行っていた。
美しい熱帯魚が泳ぐサンゴの水槽に、お子様から大人まで釘付けであった。
また多くの方がパネルを見ながら「サンゴって動物なんだ~」と、意外と知らないサンゴの生態に驚いていた。

ららぽーと豊洲内の一室では、今年もボート免許学科スピード講習会を開催。
本来はマリーナ等でしか受講できない学科講習を都会で、それも短時間で受講できるため免許取得を目指す方々が多く訪れた。
会場内は真剣そのものであった。

ヤマハブースではボート免許学科スピード講習会とマリンクラブ・シースタイルの受付が行われ、連日多くの方が訪れていた。
また釣りゲームイベント「キャプテンは君だ!」では、実際にライフジャケットとキャプテン帽子をかぶったお子様が釣りゲームに挑戦。
ご両親が写真を撮る姿も多く見受けられ、ご家族連れに大人気となり連日常に長蛇の列ができるほどの大盛況であった。

マリンカーニバル2017は天候にも恵まれ、大盛況の2日間となった。
アーバンドックららぽーと豊洲という開催地の土地柄から、多くの家族連れのお客様にご来場いただいた。
普段マリンレジャーに触れる事が少ない都会の新たな層に、マリンレジャーを知ってもらう良い機会であった。
参加者の笑顔に、この夏のマリンシーズンが楽しみになる2日間となった。

ページ
先頭へ