ボートやヨットに「見て」「乗って」「触れる」体験型イベント「関西フローティングボートショー2018」が今年も10月19日(金)~21日(日)の3日間にわたって、新西宮ヨットハーバーにて開催された。
各社のニューボートやヨットがフローティング展示・陸上展示された他、毎年人気のボートの試乗や体験操船、マリン用品の展示即売会、中古艇の陸上展示など盛りだくさんの内容で、来シーズンを待ちきれないマリンファンで大いに盛り上がった3日間となった。

ボートショー初日の19日にはさわやかな秋晴れの中、開会式が行われた。実行委員長のマリン事業協会関西支部の堀江氏や今年もボートショー会場としてご協力いただいた新西宮ヨットハーバー株式会社代表取締役社長の境氏らが、今年多発した自然災害のお見舞い、昨年以上の来場者と各出展者の目標達成を祈念した内容で挨拶を述べ、西日本最大級の秋のボートショー「関西フローティングボートショー2018」が幕を開けた。

ボートショーでまず見てみたいのが、各社イチオシのモデル展示だろう。特にフローティング展示は実際に海に出るイメージもわくので、まだ未体験の方は乗船してみてほしい。

今年ヤマハが海上展示するのは、 9月にデビューしたばかりのオープンスポーツボート「SR330」、今年のボートショーでデビューし、釣り機能に特化した「DFR-33」、優れた走行性能と快適な居住性が人気、2016年にはグッドデザイン賞も受賞した「SR320FB」、機能性に優れた次世代フィッシングボート「YFR」、ヤマハが誇るプレミアムヨッツ「EXULT」シリーズで一番人気の「EXULT36スポーツサルーンX」だ。

かわって陸上展示では、242 Limited Sシリーズの最上級モデル「242 Limited S E-Series」、多彩なマリンプレイが楽しめることで人気の「AR195」、最適なウェイキに定評のある「212X」、高い機能性が人気の「SR-X24」の4モデルをラインナップ。

どのモデルにも目の肥えたマリンファンは実際に乗り込んで写真を撮影したり、スタッフに話を聞いたりと、今年もヤマハのラインナップに熱い視線を注いでいた。

今年も関西フローティングボートショーの期間中は、多くのマリンファンが来場し、体験型イベントは今年も大盛況だった。

まず1つは、ボート出展各社が運営する体験試乗。わずか15分程のミニクルージングだが、乗船者はそれぞれにマリンアクティビティを堪能していた。ヤマハの試乗艇は「DFR-33」「YFR」の2艇。今が旬のモデルに試乗できるとあり、多くのマリンファンが詰めかけ海からの景色を楽しんでいた。
体験操船コーナーも人気で、多くの家族連れやグループが乗船し、つかの間のキャプテン気分を味わっていた。

各社おすすめのマリン用品展示即売会は、マリンセミナーに並ぶ人気のイベントだ。GPS魚探やアパレルなどのブース前では、今年も来場者が興味深げにスタッフの説明に耳を傾ける姿が多く見られた。マリンライフの第1歩として必要なボート免許やレンタルボートの「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」コーナーも出展され、多くの来場者が足を止めて相談する姿が見られた。

毎年立ち見が出るほどの盛況ぶりを見せるマリンセミナーは「釣女・ちゃこさんのフィッシングトーク」と好評の「GPS魚探講習会」の2本立て。フィッシングトークにはデビル渡辺さんも参戦し、セミナー会場は今年もマリンライフをもっと充実させたいという来場者が詰めかけ、活気に満ちたセミナーとなった。

恒例となったプレミアムカーのコーナーでは、ランボルギーニー大阪より「Lamborghini URUS」「Lamborghini Aventador S Roadster」、話題のテスラモータージャパンより「Tesla Model X」が出展され、多くの来場者が足を止めて見入ったり、乗り込んでその先進技術に感嘆の声をあげていた。

隣接の敷地で併催している「関西中古艇フェア2018」では、各社おすすめの中古艇が並び来場者の注目を集めていた。「中古」とはいえ状態もよくお買い得な艇の前では、来場者がスタッフの説明を注意深く聞き入っていた。

今年も盛況のうちに幕を下ろした「関西フローティングボートショー2018」。期間中は大きな天気の崩れもなく、詰めかけた多くのマリンファンが来シーズンのアクティビティに大いに期待を膨らませた3日間となった。

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