開会式に先立って11時から開催されたヤマハ発動機プレスブリーフィングには数多くのプレスが集まり、業界最大手のヤマハ発動機の今年の動きに熱心に聞き入っていた。 |
11時45分からは主催者であるマリン事業協会会長挨拶に引き続き、テープカットが行われ、4日間の会期が幕を開けた。 |
ヤマハブース内では、参考出品ではあるが、今年2月に発表された「DFR」にフライングブリッジが追加装備された「DFR FB」と、同じく参考出品の大型船外機フィッシングボート「YFR」の2隻が初お目見えという事もあり注目を集めている。
例年ヤマハブース内に展示される「マリンジェット」「スポーツボート」は今年は「PWCワールド」と称した各社のPWC・スポーツボートを一堂に介した専用コーナーが設置されたため、ヤマハブースの向かいのコーナーに移動しての展示が行われている。
従来は会場内に点在して展示されていたが、専用コーナーで各社を比較しながら見られるとあって、PWCファンには好評を博していた。
ヤマハブース内には部品・用品コーナー、船外機コーナーなどもあり、船外機コーナーの横には、船外機艇をジョイスティック1本で前後左右に自由にボートを動かす事ができる「ヘルムマスター」の体験コーナーなど、ボートショーならではの演出・展示がされている。
ボートショーの楽しみの一つがマリン用品の大バーゲン。マリンウェア・マリングッズ・部品・用品など、バーゲン価格で手に入るとあって、開場と同時にお目当てのお店に一直線に向かうお客様も居るほど、恒例のイベントとして定着した感がある。また、酸素カプセルなど、「ちょっと面白い」商品などのコーナーもあり、ボート・PWC以外のコーナーも必見の価値ありだ。
パシフィコ横浜の会場内には、昨年に引き続き「中古艇コーナー」も設置され、ボート・PWCの特選中古艇が所せましと並べられている。 |
今年のボートショーの特徴としては、マリンウェアブースの拡充があり、マリンウェアメーカーの出展が目を引く。 |
更には、女性来場者拡大を意識してか、メイクアップコーナーなども出展され、従来とは一味違った演出も・・ |
毎年1~2台の高級車展示というのはあったが、今年はメルセデスベンツ、ロータス、アルファロメオなどが出展しており、こんな所にも景気回復の風を感じる。 |
第2会場であるヤマハベイサイドマリーナでは今年34社が出展。1隻ずつ間近でマリンレジャーの楽しさを体感できるように、桟橋に全長10m以上の大型ボート・ヨットが係留展示されている。ヤマハブースでは、「EXULT 36 Sport Saloon X」や輸入ボートの「CARVER-34 FLY」「Marquis 420SB」を展示。展示されている船は一部を除き船内見学が可能。大型ボートの絢爛豪華なインテリアは必見だ。
アウトレットショッピングゾーン前には、ゴムボートやマリンアパレル、フィッシングギアなどのブースが数多く並び、今年もボートショーに花を添えている。
ヤマハベイサイドマリーナ内のヤマハマリンセンター横浜では、SR-Xαや航海計器、フィッシングサポートリモコンなどの屋内展示の他、「EXULT 36 X」「SC-30eX」などの新艇7モデルを始め、「Y-38 Convertible」「Y-31SF」などの優良中古艇7モデルやVOLVOエンジンなど、充実したラインナップが、詰めかけた来場者の注目を浴びていた。
2会場を効率よく楽しむために必須の無料シャトルバスは、15分間隔での運行。(土日16時までは10分間隔:所要時間は約30分) |
無料シャトルバスに加えて、今年からシャトルボートが初運航(有料)。片道の所要時間は1時間と、ゆったり豪華クルージングが体験できる。ボートショーならではの粋な演出も楽しんでいただきたい。 |
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