サンダーバードのキャラクターを採用したヤマハの新しい免許教室「スマ免」 |
開会式に先立って11時から開催されたヤマハ発動機プレスブリーフィングには数多くのプレスが集まり、業界最大手のヤマハ発動機の今年の動きに熱心に聞き入っていた。
今年3月から採用された新しいブランドスローガン「Revs your Heart」の「Rev」の意味の通り「わくわくさせる」仕掛けとして新商品だけでなく、新しい免許の取り方「スマ免」の発表や、会員制マリンクラブ「シースタイル」へ「シースタイルジェット」が追加されるなど、意欲的な取り組みが発表された。
11時45分からは主催者である日本舟艇工業会会長挨拶に引き続き、テープカットが行われ、4日間の会期が幕を開けた。 |
ヤマハブース内では、ボート・マリンジェット・船外機の展示コーナーはもとより、今年から始まる新しい免許教室「スマ免」やシースタイルに新しく登場した「シースタイルジェット」の受付などのソフトコーナー、新しい艤装品や航海計器、マリングッズの展示など、総合マリンメーカーとして他社をリードする展示・運営が行われている。
ボートショーの魅力は、各社のボート・水上オートバイ・船外機などの新商品や新サービス情報にいち早く触れられる事だが、航海計器・マリングッズなどの専門メーカー・ショップが一堂に会する場という要素も見逃せない。
ここに来れば様々な商品が所狭しと並んでおり、現物を前にして比較検討もできるし、専門の説明員が配置されているので、普段では中々聞けない専門的な情報も収集できる、というところもボートショーならではである。
毎年、マリンウェアのバーゲンを目当てに来場される方もいる程、半額以下の商品も目白押しで、お買い得商品はすぐに無くなってしまうため、お早目の来場がお勧め。
ステージでは連日イベントも盛り沢山。初日に行われたステージイベントとして、ヤマハSR310は2012年度のボート・オブ・ザ・イヤー国産中型艇部門賞を受賞。来場の際には、公式パンフレットに書かれたステージイベントスケジュールを要チェック!!
当キャプテンナビとして初のボートショー出展。 |
昨年は屋外開催であった中古艇コーナーは、今年は屋内での開催となり、開場と同時に大勢のお客様が押し寄せ、中古艇の人気ぶりを見せつけている。 |
ヤマハスポーツボートの新商品「AR192」の前には、ヤマハ・ジェット推進システムの魅力と称して、内部構造が見える模型を用意し、船底から吸いこんだ水流を吹き出してボートが進む様子を分り易く解説。こちらもボートショーならではの演出だ。 |
第2会場である横浜ベイサイドマリーナでは、1隻ずつ間近で見られる桟橋に全長10m以上の大型ボート・ヨットが係留展示されている。展示されている船は一部を除き船内見学が可能。屋内とは違った演出がさらに海の遊びのイメージを膨らませてくれる。ヤマハブースでは「EXULT36 Sport Saloon-X」や輸入ボートの「Marquis 420SB」「Marquis 500SB」が展示され、より広がるマリンレジャーを提案している。
横浜ベイサイドマリーナ内のヤマハマリンセンター横浜では、フィッシングサポートリモコンやマリンジェットの屋内展示に加え、屋外では「FR-23EX」や「SR310」、「EXULT 36Sport Saloon」を展示。中古艇展示場も併設され、「SC-30eII」や「ラクシア」、「FR-23」などの人気モデルが並ぶ。「今年の夏は念願の愛艇で」とお考えの方は是非お見逃しなく!
その他、屋内外の展示に加え、ルアー職人を講師に迎える「ライトジギング講座」(3/8:要予約)や、「S-QUALO」「SC-30eII」の無料ショートクルーズが楽しめる「ヤマハボート体験試乗」(3/8~10:要予約)、ボートフィッシング初心者・中級者を対象とした「ゼロからはじめるボートフィッシング講座」(3/9・10)など、マリンプレイをより楽しくしてくれる講座、イベントが目白押し。この機会に参加してみては?
第1会場と第2会場を結ぶ無料シャトルバスは、土日は15分間隔での運行。のんびりと港町の車窓の風景を楽しみながら是非とも2会場とも見ていただきたい。(所要時間は約30分) |
横浜ベイサイドマリーナの桟橋は通常はオーナー以外は立ち入り禁止。ベイサイドマリーナをいつもは遠目で見ていた方にとっては、桟橋に入る又とないチャンス。 |